事業のあらまし

世界をリードする若手研究者を育て、国際的に卓越した研究を推し進める「グローバルCOE」の活動が始まりました。

グローバルCOEとは

グローバルCOEは、文部科学省が平成19年度に開始した事業で、世界をリードする創造的な人材育成を図るために、国際的に卓越した教育研究拠点の形成を重点的に支援するものです。 事業初年度の今年、熊本大学では生命科学系の拠点「細胞系譜制御研究の国際的人材育成ユニット」が採択されました。 全国の国公私立大学の提案のなかから採択された13件の生命科学系拠点のひとつとして今後の活動が注目されています。


細胞系譜制御について

細胞系譜制御とは、からだの成り立ちや臓器の形成と修復を司る、生命現象の理解に必須の仕組みです。 様々な種類の細胞のもとになる細胞(幹細胞)から変化していく様子を細胞の系譜として捉える概念です。

細胞系譜制御について


リエゾンラボについて

リエゾンラボは、このグローバルCOEの活動の柱となるもので、大学院博士後期課程学生・学位取得後間もない博士研究員・教員などさまざまな層の研究者が、それぞれのもつ多様な学術的背景・知識・技術・経験などを活かしながら、相乗的に能力を引き出し合う触媒的役割をもつ組織です。 このリエゾンラボにおいて、本学のグローバルCOEでは、国内外の研究機関からの若手人材の雇用や、国外研究機関と連携した人材の相互派遣による鍛錬、国際学術集会の開催、若手研究者の自発的研究支援などの人材育成プログラムを実施しながら、国際水準の研究を推進します。

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